あれから数ヶ月。
コ−ドは、ネオ・イレギュラ−ハンタ−に入隊した。
彼の基本能力は素晴らしく、今では、第十七精鋭部隊の隊長だ。
しかし
ビ−ビ−ビ−
「ルビウスの研究室が破壊された!ロックマン・コ−ドは直ちに研究室に向かえ!!繰り返す・・・」
ある日突然、アナウンスが流れた。
「なんだって!!」
コ−ドは、直ぐ様研究室に向かった。

研究室は、非道い有り様だった。
ほとんどの機械類は破壊され、壁は削がれ落ちている。
そして、部屋の中央には、ルビウスを抱えた、コ−ドにそっくりな紫色のア−マ−。
「誰だ!ルビウスさんを放せ!」
コ−ドは、バスタ−を構えた。
「クックックックッ・・・俺の名は「ロックマン・フラット」
ルビウスを助けたくば、俺を破壊して見ろ」
フラットと名乗る男は、低く笑ってそう言った。
「コ−ド!逃げるんだ!!コイツはお前の敵う相手じゃ・・・」
ルビウスが、そう警告したときには、コ−ドはすでにセイバ−を抜き、切りかかっていた。
「ハァ!!」
蛍光色の刃が、フラットに斬りかかる。
しかし
「フン!!」
キィィィィン
フラットは、コ−ドのセイバ−を片手で受け止めてしまった。
「な・・・なに!」
「フン・・・貴様の力はその程度か・・・」
ブン
フラットは、そう吐き捨てると、コ−ドを床に叩き付けた。


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